「農道のフェラーリ」が北米で高値落札!ホンダの軽トラ「アクティ」の魅力とは

「30年前の軽トラ」が190万円で落札!“少しいじった”ホンダ「農道のNSX」が米オークションに出品(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今回は、北米のクルマオークションサイト「Cars and Bids」に出品されたホンダの軽トラック「アクティ」についてご紹介します。

  • アクティとは:アクティはホンダ初の4輪自動車「T360」の流れを汲む形で、1977年に初代がデビューした軽トラです。軽トラとしては唯一無二のミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)という駆動形式を採用しており、「農道のフェラーリ」や「農道のNSX」とも呼ばれるなど、今なおマニアックな人気を集めます。2021年に生産を終了しています。
  • オークションに出品されたアクティ:今回、ユタ州のオーナーから出品されたアクティは1993年製の2代目です。パワートレインは660cc直列3気筒エンジンと5速MTを組み合わせ、最高出力38馬力を発揮します。2WDと4WDの切り替えが可能です。走行距離は4万908kmです。いくつか加飾・改造されており、15インチホイールやフロントリップスポイラー、フェンダーフレア、ドアバイザーなどが加わっています。白いボディには塗装剥がれやへこみ、汚れなどが少しあるものの、出品前にエンジンオイルとフィルターが交換され、キャブレターも取り替えられたといいます。
  • 落札価格:今回の競売では計38回の入札があり、最終的には1万2900ドル(約190万円)で落札されました。日本では軽トラとして普及したアクティですが、北米では珍しい存在として高値で取引されることがあります。オークションサイトには122枚の高画質画像が掲載され、車両の状態を詳細に確認できます。
  • アクティの魅力:アクティは、軽トラとしての実用性と、MRという特殊な駆動形式による走りの楽しさを兼ね備えたモデルです。日本では農業や建設などの現場で活躍する姿が見られますが、北米ではレジャーやコレクションとして楽しむ人もいます。アクティは、ホンダの技術力と個性を感じられる車として、今後もファンの心をつかんでいくでしょう。