ウクライナ空軍、ロシアのSu-24Mを撃墜

「護衛艦も無意味だった」ロシア爆撃機が無惨に撃墜 ウクライナ空軍が戦果発表(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース

ウクライナとロシアの間で続く戦闘で、ウクライナ空軍がロシア空軍の戦闘爆撃機であるSu-24Mを黒海の北西部にあるズミイヌイ島付近で撃墜したと発表しました。この記事では、その詳細と背景について紹介します。

  • Su-24Mとは:Su-24Mは、ソ連時代に開発された超音速の可変翼戦闘爆撃機です。ロシア空軍では約200機が運用されており、ウクライナやシリアなどでの作戦に投入されています。
  • 撃墜の経緯:撃墜されたとみられるSu-24Mは、2023年12月6日にオデーサ州を爆撃するために、護衛機のSu-30SMと共に飛行していたそうです。ウクライナ空軍は、アメリカやドイツから供与されている地対空ミサイルシステム「パトリオット」を使用して、Su-24Mを撃墜したと推測されています。
  • 戦略的意義:ロシア軍は冬季に入り、暖房を維持するために不可欠な送電施設や、穀物や物資を輸送する港などのインフラ攻撃を積極的に行っていますが、今回の撃墜機もそうした任務を帯びて飛行していたと予想されます。ウクライナ空軍は、パトリオットを用いて2023年5月にもロシア軍機を5機撃墜したことがあり、ロシア軍に対する抑止力となっています。
  • 反応と展望ウクライナ空軍司令官のミコラ・オレシチュク中将は、自身のテレグラムで「ロシアの航空機が撃墜されるのは久しぶりだ、この状況を打開しよう! Su-24M爆撃機の撃墜についてお知らせできることを嬉しく思います」と投稿しました。一方、ロシア軍は撃墜を認めておらず、ウクライナ側の主張を否定しています。 この事件は、ウクライナとロシアの間の緊張を高める可能性があります。