ダイハツが「荷台が伸びる軽トラ」をラリージャパンで披露!1 車中泊やキャンプにも使える斬新な機構とは?

「荷台が伸びる!」 ダイハツ「斬新軽トラ」登場! 鮮烈レッド×ド派手“ロングボディ”化したハイゼットトラックを実車展示(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

こんにちは、車好きのブロガーです。今回は、ダイハツが2023年11月に開催されたラリージャパン実車展示した「ハイゼット モータースポーツカーゴ」について紹介したいと思います。この車は、荷台が後方にスライドして空間が拡張するという、驚きの機能を持っています。その詳細を見ていきましょう。

ハイゼット モータースポーツカーゴとは?


ハイゼット トラック ジャンボをベースにカスタマイズ:この車は、軽トラックのハイゼット トラックのキャビン後部を延長したジャンボモデルをベースに、ダイハツのカスタムブランドであるD-SPORTが手がけたモデルです。3エクステリアはレッドとブラックの2トーンに塗装されており、アルミホイールやシートにもD-SPORTのロゴが入っています。4ラリー仕様のGRコペンと同じカラーリングになっています。
キャノピー付きのパネルバン型の荷台:通常の荷台となる部分は、キャノピーが装備されており、テールゲート付きのパネルバン型の箱型の形状になっています。5キャノピーには荷物を出し入れするドアが設けられており、ラリー競技をサポートする工具などが積載されていました。
荷台がスライドして空間が拡張する機構:この車の最大の特徴は、キャノピーが後部に向かってスライドし、空間が拡張するという機構です。この機構は、2023年1月に開催された東京オートサロンで披露されていたコンセプトカー「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド」とほぼ同じで、伸びしろは1100mmです。7屋根だけが伸びる形になっており、テールゲートにはカーテンが装備されています。8カーテンを下ろすと、テントのようにプライベート空間が生まれます。


ラリージャプンでの展示の理由と市販化の可能性


ラリーをサポートするためのプライベート空間を提供:ダイハツの担当者は、ラリージャパンでの展示の理由について、ラリーをやっている方に話を聞くと、現地では着替えなどをするプライベート空間がないということを知り、それを解決するためにこの車を製作したと説明しています。実際に使ってみると、風も強かったのでとても便利で作ってよかったと感想を述べています。
キャンプや車中泊などほかの使い道もある:担当者は、テントのように使えるので、着替えだけではなくて、ご飯を食べたり、キャンプや車中泊などほかの使い道も結構あると感じたと話しています。実際に、オートサロンでの公開時には、車中泊やキャンプユーザーから熱い視線が注がれていました。
市販化については未定だが、需要があれば実現するかもしれない:この車は、この1台のみの製作で、市販化については未定とのことです。しかし、担当者は、販売してほしいという声があればもしかしたら実現するかもしれないと話しています。この車が市場に出れば、軽トラックの新たな可能性を広げることになるでしょう。


まとめ


ダイハツラリージャパン実車展示した「ハイゼット モータースポーツカーゴ」は、荷台がスライドして空間が拡張するという斬新な機構を持った車です。11ラリーをサポートするためのプライベート空間を提供するだけでなく、キャンプや車中泊などほかの使い道もあるという魅力的な車です。市販化については未定ですが、需要があれば実現するかもしれないという期待もあります。この車に興味のある方は、ダイハツに声を届けてみてはいかがでしょうか?