超レトロな「新型スポーツカー」世界初公開！ 6速MT×丸目4灯がカッコイイ！ 光岡新型「M55」実車展示実施 なぜ今「旧車デザイン」で登場？（くるまのニュース） - Yahoo!ニュース
ミツオカ自動車は、オリジナルカーの製造で知られるメーカーです。2023年に創業55周年を迎えることを記念して、新型コンセプトカー「M55」を発表しました。1このクルマは、ホンダ「シビック」をベースに、1970年代のスポーツモデルをイメージしたレトロなデザインに仕上げられています。現在、東京の麻布ショールームで実車展示が行われていますが、市販化の予定はないということです。しかし、市販してほしいという声も多く、ベース車の供給体制が整えば、市販化したいという意向も示されています。では、この「M55」の魅力はどこにあるのでしょうか。
- 丸目4灯のフロントフェイス：フロントフェイスは、丸みを帯びたグリルや丸目4灯のヘッドライト周囲に施されたメッキのベゼルが輝き、現代のクルマにはないきらびやかさが目をひきます。このデザインは、ダッジ「チャレンジャー」や日産「スカイライン（ケンメリ）」、トヨタ「セリカ」など、70年代のGT系のクルマに似ているという声もありますが、ぜんぶ正解だということです。ミツオカは、同じ世代を歩んできたユーザー向けに、なにか特別なクルマを出そうと考えて、このコンセプトを思いついたといいます。2
- ブラックのホイールとリアウインドウルーバー：側面は、ブラックのホイールにホワイトレターが組み合わされることで、現代風な解釈をとしつつも、リアウインドウルーバーやブラックのダックテール型スポイラーが合わさり、伝統と革新を表現しています。3リアウインドウルーバーは、日差しや後方の視界を遮ることで、プライバシーを保護するとともに、クールな雰囲気を演出します。ブラックのスポイラーは、空力性能を高めるだけでなく、スポーティさも強調します。
- ブルーのシートとハトメ加工：インテリアは、概ねシビックをベースにしていますが、シートはブルーとなり、当時のハイパフォーマンスモデルに用いられたハトメ加工も施されています。4ハトメ加工とは、シートの表面に穴を開けて金属製のリングをはめ込むことで、通気性や耐久性を向上させる技法です。ブルーのシートは、ミツオカの創業55周年を象徴する色でもあります。2
「M55」は、ミツオカのクルマづくりにかける情熱と光岡車に対する魅力を十分に感じさせるコンセプトカーです。現代のクルマにはないレトロなデザインと、ベース車のシビックの性能と快適さを兼ね備えたこのクルマに、乗ってみたいと思いませんか。もし市販化されたら、どんな反響があるのでしょうか。ぜひ、実車展示を見に行って、その魅力を確かめてみてください。
