60代で貯蓄0円の人はどうすればいい？ 老後資金のために今からできること

老後貧乏予備軍!?60代で「貯蓄0円」の人は日本にどれくらいいる？（ファイナンシャルフィールド） - Yahoo!ニュース

老後資金には2000万円ほどが必要といわれるなか、全く貯金していないという方もいらっしゃるでしょう。¹ 年齢が若いうちであれば老後まで期間があるため、そこからでもある程度のお金をためられるかもしれません。² しかし60代に差し掛かると、定年退職する方や収入が減ってしまう方も見られます。³ 収入がなくなる、もしくは減ることで、今まで以上に貯金がしにくくなってしまうでしょう。⁴ そこで今回は、60代の方で貯蓄が0円の人の割合や、平均貯蓄額を解説します。⁵ さらに、60代からでもできる貯蓄方法をご紹介します。⁶

• 60代で貯蓄0円の人の割合は？⁵

  • 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査（令和4年）」によると、60代で貯蓄をしていない世帯の割合は、全体の約2～3割です。
  • 一方、貯蓄している世帯の平均貯蓄額は、約700～800万円です。個人年金保険や投資信託などの金融資産も含めると、平均で1300万円以上もの資産を保有しています。⁷
  • 老後の生活において、公的年金で足りない分は、自分たちのお金で補う必要があります。⁸ 定年後も働き続けて、収入がある世帯ならばやりくりできますが、収入がなくなる、もしくは減ってしまう場合には、ある程度の老後資金があると安心でしょう。⁹

• 60代からでもできる貯蓄方法は？⁶

  • 60代から本格的に貯蓄を始めるのであれば、ある程度の収入がないと難しいでしょう。 働けるうちは働いて、収入源を確保しておくことが大切です。¹⁰
  • そして、収入から生活費を差し引いて残ったお金を貯蓄に回します。¹¹ 毎月の貯蓄額を事前に決めておくことで、確実にお金をためられるでしょう。¹²
  • しかし、お金をためるには限界があります。¹³ 貯金期間が短いほど、ためられる金額は少なくなってしまいます。¹⁴ そこでおすすめなのが、今ある資産を運用してお金を殖やすことです。¹⁵
  • 「資産運用できるお金がない」という方は、退職金の一部を活用するのもよいでしょう。¹⁶ 資産運用には、投資信託や株式投資など、さまざまな種類があります。¹⁷ それぞれの特徴やリスクを理解して、自分に合った方法を選択しましょう。¹⁸

• まとめ

  • 60代で貯蓄0円の人は、全体の約2～3割に当たります。⁵ 老後資金には2000万円ほどが必要といわれるなか、今からでも貯蓄を始めることが重要です。¹
  • 貯蓄をするには、働きながら収入を得ること、毎月決まった額を貯蓄すること、資産運用でお金を殖やすことがポイントです。
  • 60代からでも遅くない！ 計画的に老後資金をためようということをお伝えしました。 この記事が皆さんの参考になれば幸いです。