ハンドルに付いた「謎の板」ホントに必要? 使わない人も多数の「パドルシフト」! 搭載するメリットや「正しい使用方法」とは(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース
最近のクルマには、ハンドルの付け根付近に「パドルシフト」と呼ばれる板状のパーツが付いているものがあります。1これは、AT車やCVT車などの自動変速モードから、手動でシフトチェンジができるマニュアルモードに切り替えることができる装置です。パドルシフトを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、実際に操作する方法はどうすればいいのでしょうか。今回は、パドルシフトの使い方とメリットについて解説します。
- パドルシフトのメリット:パドルシフトを使うと、以下のようなメリットがあります。
- 道路状況に応じたギア選択ができる:自動変速モードでは、クルマが自動的に最適なギアに変更してくれますが、場合によっては、自分でギアを選択した方が良いこともあります。例えば、坂道を登るときや、追い越しをするときなどは、ひとつギアを下げて力強く加速したいときもあるでしょう。2パドルシフトを使えば、自分の意思でギアを変更できるので、より快適に走ることができます。
- ハンドルを握ったままシフト操作ができる:通常のシフトレバーを使うと、片手をハンドルから離す必要がありますが、パドルシフトはハンドルの左右にあるパドルを指で引くだけでシフト操作ができます。3これは、安全性や操作性に優れています。また、レーシングカーのような感覚を味わえるので、運転の楽しさも増します。4
- パドルシフトの使い方:パドルシフトを使うには、以下のような手順で操作します。
- マニュアルモードに切り替える:まず、自動変速モードからマニュアルモードに切り替えます。方法はメーカーや車種によって異なりますが、多くはセレクトレバーを「M」に入れるか、パドルシフトを引くことでマニュアルモードに変更されます。5インジケーターにも「M」や「1」などの表示が出ます。
- シフトアップ・ダウンをする:次に、パドルシフトでシフトアップ・ダウンをします。パドルシフトには、「+」と「-」の記号があります。「+」がシフトアップ、「-」がシフトダウンです。6それぞれのパドルを指で引くことで、ギアが上がったり下がったりします。インジケーターにも現在のギアが表示されます。
- 自動変速モードに戻す:最後に、マニュアルモードから自動変速モードに戻します。方法はメーカーや車種によって異なりますが、多くはセレクトレバーを「D」など通常の走行で使用するシフトに戻すか、パドルシフトを長押しすることで自動変速モードに戻ります。7インジケーターにも「D」や「A」などの表示が出ます。
パドルシフトは、運転中にマニュアルモードに切り替えることができる便利な装置です。道路状況に応じたギア選択ができるので、快適性や走りの楽しさが向上します。また、ハンドルを握ったままシフト操作ができるので、安全性や操作性も高いです。パドルシフトのあるクルマに乗っている人は、ぜひ一度試してみてください。パドルシフトの使い方とメリットを解説しましたが、いかがでしたか?