米ＥＶ市場に異変、１年間で平均価格が２割下落…関心持つ購買層の多くは「すでに所有している」（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース
この記事は、米国の電気自動車（ＥＶ）市場の現状と課題について報じています。以下は、記事の要約とポイントです。
- ＥＶ市場の拡大と価格低下：米国のＥＶ市場は近年、急成長しており、２２年の販売台数は約８１万台に達しました。しかし、平均価格は１年間で２割低下し、在庫が増えています。テスラが価格を引き下げたことや、関心を持つ購買層の多くが購入を終えたことが要因とみられます。
- 高級ＥＶの注目と不振：ロサンゼルスオートショーでは、１０万ドル前後の高級ＥＶを手がける新興企業ルーシッド・グループの新型車に注目が集まりました。しかし、ルーシッド・グループの業績は赤字で、生産台数も減少しました。市場の約６割のシェアを持つテスラも、最終利益が４４％減りました。
- 他社の計画見直しと課題：ＧＭやフォード・モーターなどの他社も、ＥＶの生産や投資の計画を見直しています。ＥＶの購入に前向きな消費者の割合は、世界の主要市場で低下しています。充電網の不足や長い充電時間、価格の高さなどが障害になっているという調査結果があります。
